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LDPEとHDPEの違いとは?ポリ袋選びで知っておきたい特徴を解説

公開日: 2026/08/24
更新日: 2026/08/27

ポリ袋に使われる代表的な素材として、「LDPE」と「HDPE」があります。

どちらもポリエチレンの一種ですが、実際に触ってみると質感は大きく異なります。

LDPEは柔らかく、比較的透明感のあるツルツルとした質感。一方、HDPEはやや硬く、シャカシャカとした質感が特徴です。

こうした違いから、同じポリ袋でも用途や求める強度、見た目によって適した素材が変わります。

この記事では、LDPEとHDPEの基本的な違いと、包装資材として使用する際の選び方をわかりやすくご紹介します。

LDPEとHDPEはどちらも「ポリエチレン」

LDPEは「Low Density Polyethylene(低密度ポリエチレン)」、HDPEは「High Density Polyethylene(高密度ポリエチレン)」の略称です。

どちらもポリエチレンという樹脂に分類されますが、分子構造や密度の違いによって、柔軟性・透明性・強度などに違いがあります。

包装資材では、それぞれの特徴を活かしてさまざまな袋に使い分けられています。

LDPE(低密度ポリエチレン)の特徴

LDPEは、柔らかくしなやかな質感が特徴です。

主に次のような特徴があります。

  • 柔軟性が高い
  • 比較的透明性が高い
  • ツルツルとした手触り
  • 水に強い
  • 柔らかさを活かした袋やフィルムに向いている

包装資材では、平袋や小判抜き袋、商品包装用の袋などで使用されることがあります。

中身を見せたい場合や、袋そのものの見た目を重視したい場合にも選択肢になりやすい素材です。

HDPE(高密度ポリエチレン)の特徴

HDPEはLDPEと比べて硬さがあり、触った際に「シャカシャカ」とした感触があります。

主に次のような特徴があります。

  • 剛性がある
  • 薄くても強度を出しやすい
  • 半透明になりやすい
  • 水に強い
  • レジ袋やごみ袋などに多く使用されている

スーパーやコンビニなどで使われるレジ袋をイメージすると、質感が分かりやすいかもしれません。

薄肉化しやすいため、用途や仕様によっては、使用する樹脂量を抑えながら必要な強度を確保しやすい点も特徴です。

LDPEとHDPEの違いを比較

比較項目 LDPE HDPE
質感 柔らかくツルツル 硬めでシャカシャカ
透明性 比較的高い 半透明になりやすい
柔軟性 高い LDPEより低い
剛性 低め 高い
主な用途 平袋、包装袋、小判抜き袋など レジ袋、ごみ袋、ロール袋など

同じポリエチレンでも、袋にした際の印象はかなり異なります。

そのため、単純に「どちらの素材が優れているか」で判断するのではなく、何を入れるのか、どのように使うのか、見た目をどこまで重視するのかによって素材を選ぶことが重要です。

ポリ袋は素材だけでなく「厚み」も重要

LDPEとHDPEを選ぶ際には、素材だけでなく袋の厚みも重要です。

同じ素材であっても、厚みによって強度や手触り、コストなどが変わります。

例えば、次のような条件によって適した素材・厚み・形状は異なります。

  • 軽いものを入れたい
  • 重量のあるものを入れたい
  • 中身を見せたい
  • 袋に高級感を持たせたい
  • 大量に使用するためコストを抑えたい

ポリ袋の「厚み」については、今後別のコラムでも詳しくご紹介します。

用途に合わせた素材選びが大切です

LDPEとHDPEは、どちらも身近なポリエチレン素材ですが、それぞれ異なる特徴を持っています。

柔らかさや透明感を重視する場合はLDPE、薄さと強度のバランスを重視する場合はHDPEが選択肢になりやすいですが、実際の製品仕様では袋の形状・厚み・印刷・内容物・数量なども含めて判断する必要があります。

モロフジ株式会社では、ポリ袋をはじめとした包装資材について、用途や数量、必要な仕様に応じたご相談を承っています。

「LDPEとHDPEのどちらを選べばよいかわからない」「現在使用している袋と同等品を探したい」「別注でポリ袋を作りたい」といった場合も、お気軽にご相談ください。

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